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心療内科は簡単に予約が取れないこともある
この記事は上の記事の続きです。
ざっと振り返っておくと
パニック発作が現れて、
心療内科に予約の電話をしてみたものの
予約が取れるのが約半年も先だったので心が折れた…という話でした。
予約が取れなかった人が次にとる行動は
他の病院を探して
また予約の電話をかける、というのが普通の行動かと思いますが
自分にはその普通の行動が取れるエネルギーが
残っておりませんでした。
普通ってなんだろう…
そもそも自分にとっては
「電話をかける」という行為そのものが高いハードルでした。
勇気を振り絞って
それを乗り越えただけでエネルギーを使い果たしたのです。
しかし予約は取れず。
そのまま身動きできない状況になってしまいました。
頼りの病院もダメになってしまった…。
1件しか電話してないのに
視野がすっかり狭くなってしまっている自分には
他の選択肢が選べません。
動き出すことができないまま
ときどき起こるパニック発作に怯えながら
それと付き合うだけの時間が、ただいたずらに過ぎていきました。
※パニック障害を治すには早めの治療が有効です。
(どんな病気でも早めが大事)
僕のように時間をかけたり我慢したりせずに
病院に頼りましょうね。
パニック発作として「めまい」が起こる
1度目の予約の電話が10月末。
次に電話してみようと思い立ったのが翌年の3月末のことでした。
きっかけは自分のパニック発作に
これまでとは違う新しい症状が加わったことです。
それは強いめまいでした。
身体が上下に揺れているような感じ。
ときどき頭が後方へ引っ張られるような感じ。
一瞬のめまいならそれほど気にならなかったかもしれませんが
1日中続くめまいでした。
立っているとき、座っているときはもちろん、
起きている間なら寝転がっても治まりません。
まるでずーっと船に乗っているような感覚です。
こういうひどいめまいの状態が3、4日続いて
もうダメだ…と
怖くてどうしようもない気持ちになりました。
めまいについて(回転性のめまいと浮動性のめまい)
ちなみにこのときのめまいは
周りがグルグルするようなめまい(回転性のめまい)ではなく
身体がフワフワするようなめまい(浮動性のめまい)でした。
回転性のめまいの場合
耳の異常で起きているかもしれないので
病院に行くなら先に耳鼻科に行った方がいいでしょう。
心療内科に予約の電話(およそ半年ぶり2度目)
ついに2度目の予約の電話をしてみる決心がつきます。
自分の場合
動き出す(予約する）原動力は新たな恐怖心でした。
身体がおかしい。
悲鳴を上げている。
「動くのが怖い」から「動かないのが怖い」に変わりました。
今度は前回とは違う病院に電話をしてみることにしました。
まぁそりゃそうだよね。
緊張して震えながらの電話。
自分の名前、そして
「予約をお願いしたいんですけど…」と
伝えたところ、
返ってきた返事は
「今週土曜日の午前中なら空いておりますが」
でした。
「あ、はい。その日にお願いします」
このときはとてもホッとしました。
今度の電話は成功したのです。
無事に予約を取ることができました。
数日後に病院に行ける。
自分の中に広がるこの安心感。
「すぐに予約が取れるのもそれはそれで大丈夫なんだろうか」
「おかしな先生に当たらないだろうか」
心配性の自分の頭の中にはそういったことも浮かんだのですが
このときは安心感の方が強かったです。
それぐらい心身は限界に近づいていました。
待つこと数日。
めまいは続いていましたがやや弱くなり
初めて病院に行く日が来るのでした。
その話はまた。
さいごに
心身がおかしいと感じたら病院は早めに行きましょう。
(自分も病院嫌いなのであまり強く言える立場にないのですが）
心療内科の場合
予約を取るのが簡単ではない場合があります。
ネットの検索で1番目に出るほどの病院なら
すごく待たされることもあると心の準備をしておいた方がいいかも。
それでも予約を取るぞ！と決めておくか
次の病院の候補を探しておくかすること。
