パニックアワー

パニック障害になったボクの考えごと

運転への不安に負けて打ちひしがれるパニック障害の僕

パニック障害 運転


 

パニック障害のために1人での運転ができなくなってしまった僕ですが

久しぶりに1人での運転ができました!という記事を書きました。

 

panimaru1917.hatenablog.com

 

わずか5分ほどの短い道のりですが

不安をあまり感じることなく運転できたこの日はうれしかったです。

 

 

ちょっと自信を取り戻せた出来事でした。

 

 

目次

 

 

 

 

自信を失わないうちにもう一度運転してみる

 

 

同じ道ならもう大丈夫かもしれない。

不安なく行けるかも。

 

 

時間を空けたらダメだ。

せっかく得た自信を忘れてしまう。

すぐにもう一度運転してみよう。

 

 

僕は1人で運転できるようになりたいんだ!

 

 

ということで数日後、1人での運転に再びチャレンジしてみました。

 

 

 

惨敗の1人運転チャレンジ

 

 

結果から申しますと、敗北。

 

 

自分の住んでいる団地から出られませんでした。

 

 

 

自信と勇気を持って車に乗り込んでみたものの

 

 

「前回と同じ道をひと回りするだけ。大丈夫」

 

 

前回の自信を失わないよう

自分で自分に声掛けをしながら

車に乗り込みました。

 

 

好きな音楽をセット。

アジカンが流れ始める車内。

 

 

車を発進させて、坂を下ります。

 

 

団地を下ると、交通量のやや多い国道に出るのです。

 

 

 

車の発進直後から自分の中で胸がザワザワし始めました。

 

 

団地内に交差点が何か所もあります。

 

 

そのたびに

 

「今ならまだ引き返せる」

 

「いや、このまま行ってみよう」

 

 

 

葛藤を繰り返しながら、国道につながる団地の下の交差点へ。

 

 

信号は赤。

 

車はストップしました。

 

 

 

止まった車内で不安が爆発

 

 

自分の鼓動が聞こえるようになりました。

 

 

ドキ、ドキ、…。

 

 

 

信号が青に変わりました。

 

このまま進めば団地の外、国道に出ます。

 

 

 

 

ドキドキドキドキドキドキドキドキ…!

 

 

鼓動が早くなりました。

 

 

 

ダメだ!このまま出たらパニック発作が来そう!

 

 

 

一気に悪いイメージが頭の中で膨らみます。

 

 

国道の真ん中で自分の車が止まる。

たくさんの人に迷惑をかける。

 

怖い。

恥ずかしい。

 

 

 

あわてて車を左端に寄せて、ストップ。

 

信号は赤に変わりました。

 

 

もう自分の心も前に進めません。

 

 

 

不安に勝てず自宅に逃げ帰る

 

 

車をUターンさせます。

 

 

 

後ろのドライバーさんの怪訝な顔が目に入りました。

 

 

「すみません、すみません」

 

頭をペコペコさせながら自宅へ向けてアクセルを踏みます。

 

 

 

負け。

 

不安に負けました。

 

 

自宅に帰ってからもしばらくドキドキが続き、身体は震えました。

 

 

パニック障害


 

 

 

数日前に得た自信は一瞬でどこかへ。

 

 

やっぱりダメだ。

怖くてたまらない。

 

 

情けなくて、悲しい。

 

 

今回の運転チャレンジは

自分の恐怖心を思い出させるものとなってしまいました。

 

 

 

 

チャレンジしてみようと思えた自分を

ホメられればいいのですが、すぐには難しいです。

 

 

それよりもショックや自分へのガッカリが心に広がりました。

 

 

 

 

さいごに

 

 

パニック発作に怯えず

1人で運転することができるようになる日は戻ってくるのでしょうか。

 

 

今の自分はそのイメージが描けないです…。

 

 

またチャレンジしてみようと思えるエネルギーが溜まるのを

待たなければなりません。

 

 

 

〈追記〉

エネルギー充填!

その後の話です。

 

panimaru1917.hatenablog.com

 

 

 

 

 

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