パニック障害の発作はつらいものです。
人によってそれぞれ症状の重さや感じ方の違いがあると思いますが、
自分の場合はこんなだったな…ということを思い出しながら書いてみます。
目次
パニック障害は突然やってくる
初めて何か、どこかおかしいと感じたのは
なんでもない普通の日。
夕食を食べながらテレビを見ていたときのことです。
緊張するようなことは何もなく、リラックスした状態でした。
突然スーッと頭の方から血の気が引いていくような感覚に襲われました。
めまい？貧血？
不安な気持ちにはなりましたが、
20～30分ほど休むことで、とりあえずは治まりました。
この段階ではパニック発作というほど強いものではありませんでした。
あとから考えるとジャブみたいなものです。
しかし、3日後には命の危険を感じるほどの発作が起きました。
死んでしまう…という不安
このときはテレビゲームで遊んでいました。
リラックスしている、何でもないときでもパニックはやってきます。
突然、のどが絞まったようなような気がしました。
頭に血が行かない！
(変な表現だけどそう感じた)
そう思った瞬間、
息苦しくなり、
鼓動がものすごい速さで鳴り始めました。
(呼吸困難と動悸)
冷や汗がどっと吹き出し、身体は緊張で硬直。
「死ぬ！」
比喩でもなんでもなくそう思いました。
動けないまま時間(10分か20分ぐらいかな)が過ぎて、また一応落ち着きました。
パニック発作は突然現れて、しばらくすると自然と治まります。
まずは普通の病院へ
次の日には病院へ行きました。
この時点では自分がパニック障害かどうか分かっていなかったので
まずは普通の病院(内科・脳神経外科)に行きました。
心臓か脳に異常があるのかもしれないと思い、
CTやレントゲンの検査をしてもらいました。
結果は特に異常なし。
ストレスのせいかもしれませんね、と言われたように思います。
結果は何も分からなかったのですが、
自己判断でパニック障害と決めつけてしまうよりも
先に身体的に異常がないか、
いろいろ検査してもらいましょう。
どこか悪いところがあって、
めまいや呼吸困難、動悸などが
起きているかもしれないのですから。
先のその可能性を確かめてから、次のことを考えましょう。
さて検査の結果、身体の方は問題なし。
これはこれで安心感を得たものの、
一度感じた死の恐怖は忘れることができません。
不安な状態は続いたまま、
次のステップとなる心療内科に行くまでに、
ここから約半年がかかるのでした…。
続きの記事です
↓↓↓
