目次
映画『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』について
ジャンル：ドラマ
監督：クレイグ・ギレスピー
出演：マーゴット・ロビー
「ウルフ・オブ・ウォールストリート」「スーサイド・スクワッド」のマーゴット・ロビーが自ら製作・主演を務め、世界中に衝撃を与えた“ナンシー・ケリガン襲撃事件”の中心人物トーニャ・ハーディングの壮絶な半生を映画化した伝記ドラマ。フィギュアスケート史上最大のスキャンダルの知られざる真相を、トーニャと母親の歪んだ愛憎関係を軸に、ユーモアを織り交ぜつつ赤裸々かつ軽妙なタッチで描き出す。共演はセバスチャン・スタン、ジュリアンヌ・ニコルソン。またアリソン・ジャネイがトーニャの強烈な母親を演じてみごとアカデミー助演女優賞に輝いた。監督は「ラースと、その彼女」「ミリオンダラー・アーム」のクレイグ・ギレスピー。
貧しい白人家庭に育った少女トーニャ・ハーディング。母親のラヴォナは、娘のスケートの才能に気づくと、彼女を一流の選手にして貧困から脱しようと本格的にフィギュアスケートを習わせる。しかし娘に愛情を示すことはなく、トーニャは罵倒と暴力が日常の少女時代を過ごしていく。やがて15歳でジェフ・ギルーリーと出会い、恋に落ちるトーニャだったが…。
映画『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』について 映画データベース - allcinemaより引用
映画『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』の感想
本作品はアメリカのフィギュアスケーター、トーニャ・ハーディングの伝記的映画です。
実話を基にして作られた作品。
と、言ってもこの映画のどこまでが本当のことなのか分かりません。
これはフィクションなのか？
ノンフィクションなのか？
トーニャ・ハーディングといえば、お騒がせ人物として僕も子どもの頃に見たその姿を記憶しております。
リレハンメル五輪で審判員に「靴ひもが切れて滑れないの」と泣きつくあの姿です。
それがすごく印象的。
ハッキリ言ってしまうとあまり良いイメージではない。
(この映画で主に描かれるライバルのナンシー・ケリガン襲撃事件の方はあまり覚えてませんでした)
映画を見るまではそのイメージしかなかったわけですが、
この映画によってトーニャ・ハーディングという人物がどのような人物であったかを知るわけです。
(どこまで本当かは分からないけれども)
アメリカ女子選手で初めてトリプルアクセルを飛んだ人なんですね。
世界では2人目。
世界で初めての、1人目は我らが伊藤みどり。
オリンピックで初めて飛んだのも、伊藤みどり。
映画内ではその名前は出てきませんでしたけど。
トーニャ・ハーディングも技術がすごく高かった。
才能もあっただろうけど、その裏にはすさまじい努力もあった。
スパルタの母親がいたのです。
この人が本当にひどいんですよ。
愛情も感じられず…ただの鬼です。
でもこのひどい母親も見どころの一つであることは間違いないです。
そして経済的にも貧しかった。
付き合った男には暴力を振るわれる。
この男と結婚もしますが、やがてこの男とその友人が襲撃事件に関わっていく。
トーニャにはたくさんの向かい風が吹き荒れております。
現実はどうあれ、映画の中のこの主人公は応援したくなるのです。
勝気な性格もただのワガママには見えません。
たくさんの壁を跳ね返そうともがくその姿はカッコ良ささえ感じます。
これはトーニャを演じたマーゴット・ロビーが良かったですね。
喜怒哀楽の表情が良かったです。
スケートのシーンもかなり練習したのではないでしょうか。
CGの部分やスタントも当然あるだろうけどその迫力は十分。
現実のトーニャ・ハーディングへの見方が変わったかと言われると、
それはあまり変わらず、やっぱりワガママさんなのかなと思ってはいますが
映画の方はおもしろかったです。
さいごに
『アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル』の予告編
↓
女子フィギュア史上最もスキャンダラスな事件『アイ，トーニャ 史上最大のスキャンダル』予告編
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※本ページの情報は2020年2月時点のものです。
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